さて

僕の特攻の日が明日に迫って来ました。いや、特攻ではないか。あれは十死零生の荒唐無稽な作戦で、学徒出陣で駆り出された大学生が多く亡くなった非人道的な作戦で、特攻で使われた機体は零式艦上戦闘機通称、零戦だけでなく、桜花という人間爆弾だったり、魚雷なんかでは回天とか呼ばれる人間魚雷が人間コンピュータとして使われたりしたんだよなー。本当に非人道的であり得ないですよね。まぁ、旧日本軍はミッドウェーの海戦で負けた時点で終わりでしたよ。そして、極め付けがレイテ沖海戦。ここで、特攻作練が生まれてしまった。最初の特攻隊は大きい戦果をあげたんですけどね、敷島隊だったか大和隊だったか忘れたけど関大尉は特攻で戦死した当時、軍神として崇められた。それくらい特攻が素晴らしいものと勘違いした軍部のトップがこの後の沖縄戦の悲劇を生んだりするんですよ。兵隊さん達は本当に辛かったと思います。だって何も希望を見出せない戦いでもお国のためにといって戦ってました。でも、実際彼らはそんなこと思ってもなかったと思います。だって自分はそれで何か役に立つのか?それによって日本は救われるのか?とてもじゃないけどそんな大局的な見方はできないと思います。死ぬのは誰でも嫌なものだから。去年やった確認された死の中ででもそうだけどそれはもはや一人の人の死ではない。何百、何千万という中での死はその中の一人としか認識されない。そうやって一括りにされた死者の大多数は海に散り、今もまだ密林の中で発見されずにそのままの状態であったりする。国内でも例えば硫黄島なんかは今でもまだ立ち入り禁止だからね。遺体がまだまだ回収されてないんです。そうなると遺族の方々も辛いと思います。本当にあの戦争は多くの悲劇、爪痕を残したと思います。
話が逸れました。いよいよ自分の番が回って来ました。やれることはやりました。結局今週中はゴミ拾いを毎日やって(もちろん練習もしましたよ!)最後の今日はグラウンド整備をやって終わりました。本当にやれることはやり尽くしました。何も残さない真っさらな状態になったと思います。なんだか特攻隊員の気持ちも分かるような気がして来ます。覚悟もある、悔いは残したくない思いもある、そして結果を残したい。この場合は自分に還元される結果ですが。ただ違う点が一つ。命懸けということが違う。特攻隊員は十死零生で生きて帰るのをほぼほぼ望めない。でも俺は死ぬことはない心臓が止まる可能性はなきにしもあらずだが。もちろん、自分だって命懸けでやる。でも、死ぬことはない。だったら最後まで攻めの姿勢を貫く。もちろん、力が入ったら何回も言ってるように結果は出ない。でも、400の最後の100mとかでも、あ、もう潰れるって思っても足は止めてはいけない。歯を食いしばってでも最後まで気を抜かずに走りきる。とにかく悔いは残したくない。自分のベストを尽くす。
人事は尽くした。あとは天命を待つのみ。
俺が価値ある人間だったら生かされて、そうでなくとも死ぬことはない。まぁ、気張らずにいつもの調子で頑張ろう。
なんかすいません。太平洋戦争オタクみたいな話をしてしまいました。でも、全て永遠の0の受け売りです。いい本ですよ。お勧めです。というか百田さんの本はとてもいいと思います。全部は読んだことないんですけど僕が読んだ本は全て面白かったです。なんか今回のブログは実りが全くない陸上とは関係ないどーでもいいことばっか書いてしまいました。まあいいや。明日頑張りまーす。